ブロックチェーンの選択
ブロックチェーンの情報はこちらのGithub ページから一覧を確認できるようになっていますが、ここでは現在アニメNFTのアーティストが利用している人気のブロックチェーンだけを取り上げます。
なぜブロックチェーンの種類を理解することが重要なのか?
- 各ブロックチェーンにはそれぞれいくつかのNFTマーケットプレイスがあります。現在、ほとんどのマーケットプレイスは、1つのブロックチェーンにしか対応していません。(OpenSeaは例外)
- NFTをmintするブロックチェーンの選択が、売上に影響を及ぼす可能性があります。なぜなら、NFTの売上は、そのブロックチェーンを使用してアート作品を購入するコレクターの数に影響されるからです。例えば、コレクターがEthereumしか使用しておらずTezosを持っていない場合、Tezosで出品されている作品を購入しようとはしないでしょう。 コレクターが作品を購入しようとしても、とても不便に感じてしまうからです。
まとめ
どのブロックチェーンが一番いいのか?
- ブロックチェーンはそれぞれ機能性や利用者が異なるため、「一番いい」というものはありません。あなたが努力する限り、各ブロックチェーンにあなたの作品のコレクターが必ず存在します。
- あなたの目的を達成できるようにするためには、優先順位に従ってブロックチェーンを選ぶことがとても重要です。
- 優先順位の例
- 一点ものの作品(1/1)を複数のエディションがある作品より高く売る: Ethereum
- 多くのコレクターに購入してもらうため、複数のエディションを販売する: Polygon、Tezos
- 環境に優しいブロックチェーンで販売する: Polygon、Tezos
- 作品をコレクションとして販売する: Ethereum、Polygon、Tezos
- 異なるブロックチェーンをいくつか同時並行で使うことができますし、ブロックチェーンごと、NFTマーケットプレイスごとに、異なるタイプの作品を発行して販売することもできるため、一つのブロックチェーンだけで活動する必要はありません。
- 例
- Ethereumでは細部にまでこだわった1/1の作品を、PolygonやTezosではよりシンプルな作品を造形する。この場合、複数のウォレットを使い、通貨を変換する必要がありますが、各ブロックチェーンの良いところを全て活用することができるようになります。
- イーサリアムとポリゴンの変換は、テゾスと他の2つのブロックチェーンの変換に比べて簡単です。複数のブロックチェーンを同時に利用する場合は、イーサリアムとポリゴンの利用を推奨します。